ダイビング初心者必見!必要な持ち物と服装ガイド

ダイビングを始めようと思ったとき、最初にぶつかる壁が「道具」のことではないでしょうか。 「器材は全部買わないといけないの?」「レンタルじゃダメ?」「何を持っていくと便利なの?」 そんな疑問や不安を持つ方は少なくありません。
ダイビング器材は、単に水中へ行くための道具ではなく、あなたの命を守り、海の世界を快適に楽しむための大切なパートナーです。しかし、教科書通りのリストだけでは分からない「現場のリアル」があるのも事実。
この記事では、ダイビングに必要な基本アイテムから、季節ごとの服装、そしてベテランだけが知っている「快適グッズ」や「メンテナンスの裏技」までを網羅しました。 数多くの失敗と成功を経験してきたプロの視点から、本当に役立つ情報をお届けします。しっかり準備を整えて、最高のダイビングライフをスタートさせましょう!
ダイビングに必要な基本アイテム
ダイビングを始める際、「何を揃えればいいの?」「全部買う必要があるの?」と迷う方は多いはずです。器材は単なる道具ではなく、水中世界を楽しむためのパートナー。ここでは、ダイビング器材の基本的な知識と、ライセンスやログブックが持つ本当の役割について解説します。
ダイビング器材の基本
ダイビング器材は、水中という人間が呼吸できない過酷な環境で、呼吸・浮力・体温維持を確保するための「生命維持システム」です。安全かつ快適に潜るためには、それぞれの役割を正しく理解することが第一歩です。
主な器材は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
- 軽器材(パーソナルギア): マスク、スノーケル、フィンなど、直接身につけるもの。フィット感が非常に重要です。
- 重器材(ライフサポートシステム): レギュレーター(呼吸器)やBCD(浮力調整装置)など、呼吸と浮力をコントロールする主要装置。
- 保護スーツ: 体温を守るためのウェットスーツやドライスーツ。
レンタルか、My器材か?快適さの分かれ道
初心者のうちはレンタルでも問題ありませんが、慣れてくると「自分専用の器材」が欲しくなるものです。自分の身体に合った器材を使用することで、ストレスや疲労が軽減され、スキルの上達も早まります。
特に、私がこれまでの経験で「レンタルと自分の器材でこれほど違うのか!」と最も衝撃を受けたのがウェットスーツです。 レンタルの既製品でも潜ることはできますが、採寸して自分の体に合わせたMyスーツの快適さは別格です。水中で寒さを感じたり、窮屈で動きにくかったりすると、せっかくの海の世界に集中できません。「いきなり全部揃えるのは予算的に厳しい…」と迷っているなら、まずはスーツだけでも自分の体型に合ったものを用意することを強くおすすめします。これだけで、快適さは劇的に変わります。
また、器材選びについて「最初から一生モノを選ばなきゃ」と気負う必要はありません。 私自身、最初はショップに展示されていたBCDの機械的なかっこよさに惹かれ、勢いでフルセットを購入してスタートしました。まずはセット購入などで手に入れ、経験を積んで「もっとこうしたい」というこだわりが出てきたら、その都度買い替えてアップグレードしていくのも一つの楽しみ方です。

ライセンスとログブックの重要性
ダイビングを楽しむために欠かせないのが「Cカード(認定カード)」、いわゆるライセンスです。 これは所定のトレーニングを修了し、ダイビングに必要な知識とスキルを身につけたことを証明するものです。Cカードの提示は、ダイビングサービスの利用やタンク(シリンダー)をレンタルするための必須条件であり、安全に海の世界を楽しむためのパスポートと言えます。
そして、もう一つ重要なアイテムが**ログブック(記録簿)**です。 ログブックには、潜水日時、場所、深度、透明度などのデータを記録します。これは単なる日記ではなく、自分の経験本数を証明する公的な書類としても機能し、ステップアップの際に必要となることがあります。
ログブックは「成長の記録」であり「交換日記」
ログブックを丁寧に書くことには、データの記録以上に大きなメリットがあります。
- 上達が目に見えて分かる 例えば、その時の適正ウェイト(重り)の量を記録しておくと、次回のダイビングで適切な浮力調整がしやすくなります。 私の場合、ログを見返してウェイトの量が徐々に減っていくのを確認できたとき、「自分は上達しているんだ」と自信を持てました。また、「呼吸のコツ」や「姿勢を安定させるためのウェイト位置」など、その時の感覚的な気づきをメモしておくと、次のダイビングでの再現性が高まり、スキルアップに直結します。
- バディとの思い出の共有ツール ログブックには、一緒に潜ったバディ(パートナー)やインストラクターからサインやコメントをもらう文化があります。 私のログブックを見返すと、水温や深度といったデータ以上に、バディが書いてくれた「ダイビングと関係のない雑談」や「その時のハプニング」のコメントの方が、当時の記憶を鮮明に蘇らせてくれます。
写真がなくても、その時の空気感まで思い出せる。そんな「交換日記」のような楽しさがあるからこそ、ログ付けの時間はダイビングの締めくくりとして欠かせない、楽しいひとときになるはずです。

基本的な器材の重要性を理解したところで、次は「あると便利」「知っておくと快適」なプラスアルファの持ち物について見ていきましょう。
快適なダイビングのための持ち物リスト
ダイビングに必要なのは、器材だけではありません。海の上、そして水中での時間をより快適で安全にするためには、ちょっとした準備が大きな差を生みます。「持ってくればよかった!」と後悔しないための、快適グッズリストをご紹介します。
日焼け対策アイテム
ダイビング中の日焼けリスクは陸上の比ではありません。直射日光に加え、海面からの強烈な照り返しがあるため、万全の対策が必要です。
まずは日焼け止めクリーム。サンゴや海洋生態系を守るため、「リーフセーフ(サンゴに安全)」と表示された製品を選ぶのが現在のスタンダードです。成分としては、有害な化学物質(オキシベンゾンなど)を含まない、酸化亜鉛や二酸化チタンなどのミネラルベースのものが推奨されます。 また、塗る際は「意外な盲点」に注意が必要です。私が失敗したのは、ダイブコンピューターの下(手首)や耳の後ろです。特にグローブなしで潜る際、時計の跡がくっきり残ったり、シュノーケリング中に耳の裏が火傷のように焼けたりして後悔したことがあります。塗り忘れがないよう徹底しましょう。
しかし、日焼け止めの効果には限界があります。最も確実な対策は、物理的に肌を覆うことです。 ラッシュガードやUVカット機能付きのウェアは必須ですが、陸上でおすすめなのが**「お着替えポンチョ(被るタイプのバスタオル)」**です。着替えや防寒だけでなく、フードを被れば強力な日除けになり、ボート上で無防備になりがちな休憩時間を快適にしてくれます。

水中カメラや防水バッグの活用
せっかくの水中世界、思い出を映像に残したいですよね。 「初心者がカメラを持つのは早い?」と悩む方もいますが、私は最初から持ってOKだと考えています。カメラを持つことで「魚に近づきたい」「ブレずに撮りたい」という明確な目的ができ、結果的に中性浮力などのスキルアップへのモチベーションになるからです。
そして、カメラと同じくらい重要なのが、機材や貴重品を守る防水バッグ(ドライバッグ)です。 一般的にはソフトタイプのロールトップバッグが主流ですが、私が愛用していたのは「ペリカンケース」などのハードケースです。 その理由は、単に頑丈だからだけではありません。ボート上(特にアイランドホッピングなど)で椅子が足りない時に座れたり、風が強い時にライターの風除けになったりと、道具箱以上の実用性があるからです。もちろん、一般的な防水バッグでも、水・砂・埃から荷物を守るためには必須です。
健康管理のための持ち物
ダイビングは体力を消耗するスポーツです。万全の体調で臨むためのケア用品も忘れずに。
- 常備薬: 普段服用している薬に加え、酔い止め薬は必須です。自分は酔わないと思っていても、海況によってはダウンしてしまうこともあります。
- 水分補給: 脱水は減圧症のリスクを高める要因の一つです。再利用可能なボトルなどで、こまめな水分補給を心がけましょう。
そして、疲れた体への「ご褒美」も大切です。 私がフィリピンのセブ島で潜っていた頃、ボート上で食べるマンゴーが最高でした。海風の中で食べるフルーツの甘みと酸味は、疲れた体に染み渡ります。日本でも、ダイビングの合間に手軽に食べられるフルーツや甘いものを用意しておくと、体力回復だけでなく気分のリフレッシュにもなります。
快適グッズを揃えたら、次は「季節」に合わせた準備です。陸上と海中では季節感がズレることがあるため、注意が必要です。
ダイビングシーズン別の服装と持ち物
ダイビングは一年中楽しめるスポーツですが、季節によって気温だけでなく水温も大きく変わります。 特に初心者が陥りやすいのが「陸上が暑いから、海の中も暖かいだろう」という勘違いです。水温の変化は気温より1〜2ヶ月遅れる傾向があるため、陸は真夏日でも水の中はまだ春仕様、ということがよく起こります。 ここでは、シーズンごとの快適な服装と、プロが教える現場の知恵をご紹介します。
春・夏のダイビングに適した服装
春や夏はダイビングのベストシーズンですが、陸上と水中の温度差に注意が必要です。 一般的に海の水温は2ヶ月遅れと言われています。
- 春(3〜5月): 気温が上がりポカポカ陽気になっても、実は水温が年間で最も低い時期と重なることがあります。本州(伊豆など)では、まだドライスーツが必要なケースが多く、ウェットスーツの場合は5mm以上の厚手にフードベストなどを重ね着して保温力を高める工夫が必要です。
- 夏(7〜9月): 水温が25℃を超え、3mmや5mmのウェットスーツで快適に潜れる時期です。
夏だからこそ「羽織りもの」が命綱
「常夏のリゾートなら、水着の上にTシャツで十分でしょ?」と思うかもしれません。しかし、私の経験上、夏でも防寒対策が重要です。 フィリピンのセブ島のような南国でも、ダイビング後に濡れた体でボートの風を受けたり、急なスコールに遭ったりすると、想像以上に身体が冷え切ってしまいます。さらに、海外のレストラン等は冷房が極端に強いこともあります。 そのため、**「水を弾く素材のウィンドブレーカー」**は、季節を問わず役立つシーンが多いです。濡れた体の気化熱による体温低下(ヒートロス)を防ぐだけで、翌日の疲れ方が全く違います。
また、水着の上に着用するラッシュガードやレギンスには、日焼け防止以外にも大きなメリットがあります。 一つはクラゲ対策。目に見えないようなクラゲの触手が漂っていることがあり、肌を露出していると刺されるリスクがあります。もう一つは、着替えのストレス軽減です。ウェットスーツを脱ぐ際、摩擦で水着が一緒にずり落ちそうになるのを防いでくれるため、特に女性や初心者の方には安心材料になります。
秋・冬のダイビングに必要なアイテム
水温が下がる秋冬は、海の透明度が上がり、魚影も濃くなる魅力的なシーズンです。しかし、寒さ対策を怠ると辛い思い出になってしまいます。
- 秋(9〜11月): 気温は下がりますが、水温は意外と高く「ダイバーにとっての夏」と呼ばれることもあります。陸上での防寒(ボートコート等)をしっかり行えば、まだウェットスーツで潜れる日も多いです。
- 冬(12〜3月): 本州ではドライスーツ(体を濡らさないスーツ)が標準装備になります。
「寒さ」を乗り切るプロの知恵
冬のダイビングで一番辛いのは、海から上がった直後です。 この時間を快適にするための最強の設備が、伊豆などのショップで見かける**「スーツのまま入れるお風呂(温泉)」です。冷え切った体で温かいお湯に浸かる瞬間は至福ですし、これが有るか無いかで冬のショップ選びを決めるほど重要です。 もしお風呂がない場合でも、スーツを脱ぐ前に「スーツの上から温かいシャワーを浴びて、手先や頭を十分に温める」**という手順を踏むだけで、その後の着替えが格段に楽になります。
また、ドライスーツの中に着るインナー選びにも注意が必要です。 よく「ヒートテックで代用できますか?」と聞かれますが、私はおすすめしません。吸湿発熱素材や綿素材は、汗をかいたり万が一水没して濡れたりした際に乾きにくく、逆に体温を奪う「汗冷え」の原因になるからです。 私は専用のインナー(ZEROのウィズルなど)を愛用していますが、暖かさと軽さが段違いです。冬の海を快適に楽しむための投資として、ポリエステル等の化繊で作られた専用インナーを用意することを強くおすすめします。

ここまでの内容を踏まえ、旅行前に必ずチェックしておきたい「必需品」と「便利グッズ」をチェックリスト形式で整理しました。
初心者向けダイビング持ち物チェックリスト
ダイビング旅行の準備をしていると、「あれもこれも」と荷物が増えてしまいがちですが、逆に肝心なものを忘れてしまうこともあります。 ここでは、絶対に忘れてはいけない「必需品」と、持っていると旅の質がグッと上がる「便利なアイテム」を整理してご紹介します。
必需品リスト
まずは、これがないとダイビングができない、あるいは安全に関わる最重要アイテムです。
- Cカード(認定証)とログブック: これを忘れると、最悪の場合ダイビングができません。最近はデジタル化も進んでいますが、通信環境が悪い場所に備えて物理カードもあると安心です。
- 基本装備(軽器材・重器材): マスク、スノーケル、フィン、ダイブコンピューターなど。フルレンタルする場合でも、水着やラッシュガードなど「肌に触れるもの」は持参が基本です。特にダイブコンピューターは、減圧症予防など安全管理の要となるため、初心者でも早めに自分のものを持つことが推奨されます。
- 常備薬・酔い止め: 船酔いでダイビング中止…というのは一番避けたい事態です。
意外な盲点:現地では「現金(小銭)」が命綱
キャッシュレス時代ですが、ダイビングの現場、特に地方や海外(セブ島など)のリゾートでは、まだ現金が必須です。 「カードで払えばいいや」と油断していると、ネット環境が弱くて端末が使えなかったり、ボートに寄ってくる海産物売りやローカルな屋台で買い物ができなかったりと、不便な思いをすることがあります。 また、海外ではチップの文化もあります。「数百円の上乗せ」程度のやり取りや、ちょっとした買い物で困らないよう、**細かいお札や小銭(Small Change)**を多めに用意しておくことを強くおすすめします。
あると便利なアイテム
ここからは、必須ではありませんが、ベテランダイバーのバッグには必ず入っている「玄人アイテム」です。
- ドライバッグとメッシュバッグ: ボート上でタオルやスマホを水しぶきから守る「ドライバッグ」と、濡れた器材を入れて水切りできる「メッシュバッグ」。この2つを使い分けるだけで、移動の快適さが段違いです。
- セーブ・ア・ダイブ・キット: 予備のOリングやマウスピース、ストラップなどが入った修理セットです。現場での「ストラップが切れた!」といった小さなトラブルでダイビングを諦めずに済みます。
リゾートならではの「隠れた名品」
リゾートダイビングを楽しむための小道具として、地味に活躍するのが**「栓抜き」**です。 ダイビング終了後のボートで、瓶のお酒(スミノフみたいなタイプ)が振る舞われることがあります。スタッフがワイルドに開けてくれるのも楽しいですが、自分のペースで自由に飲みたい時、手元にマイ栓抜きがあると「おっ、分かってるね」と一目置かれるかもしれません。
元美容師(著者)が教える「最強のヘアケア」
「海水で髪がパサパサになる」とお悩みの方へ。高いトリートメントを持っていく前に、まずは**「帽子」**を用意してください。 実は、海水よりも紫外線の方が髪へのダメージは大きいというのがプロの見解です。髪が長い方はゴムでまとめて帽子の中に入れ、物理的に紫外線を遮断するのが最善の策です。その上で、ダイビング後に真水で海水を流してトリートメントをすれば完璧です。

最後に、手に入れた大切な器材を長持ちさせるための「メンテナンス」について解説します。
ダイビング器材のメンテナンスと保管方法
自分の器材を手に入れると、ダイビングへのモチベーションは一気に上がります。しかし、器材は購入して終わりではありません。正しいメンテナンスを行わなければ、性能が低下するだけでなく、水中での重大なトラブルにつながる可能性があります。 ここでは、教科書的なルールに加え、長年潜り続けてきた経験則を交えた「実践的なケア方法」を解説します。
ダイビング直後の洗浄・乾燥テクニック
海から上がった後の洗浄(塩抜き)は、器材の寿命を左右する最も重要な工程です。 基本は「真水で丁寧に洗い、直射日光を避けて陰干しする」ことです。特にレギュレーター(呼吸器)は、ダストキャップを確実に閉めてから洗浄し、ファーストステージ内部への水没を絶対に防ぐ必要があります。
疲れている時の「洗浄トリアージ(優先順位)」
とは言え、ダイビング旅行から帰宅してクタクタの時、「全ての器材を完璧に洗う気力がない」こともあるでしょう。そんな時は、優先順位をつけて対応するのが賢い方法です。
- 最優先:精密機器(ダイブコンピューター、カメラ) これらは塩噛みや腐食が故障に直結するため、どんなに疲れていても帰宅直後に真水に浸けて塩抜きを行うべきです。
- 翌日でも可:タフな機材(ウェットスーツ、BCD) もちろん早めに洗うに越したことはありませんが、生地や構造が丈夫なため、一晩程度なら後回しにしても致命的なダメージにはなりにくいです。
ただし、BCDのインフレーター(給気ボタン)周辺は塩が固まりやすく、過去には**「ボタンが固着して動かなくなる」**というトラブルも発生しています。後回しにする場合でも、可動部分の念入りな洗浄だけは忘れないでください。
自宅での保管場所と湿気対策
器材の保管において大敵となるのが「直射日光」「高温」「湿気」です。 理想的な保管環境は、温度10〜24℃、湿度50〜55%程度の涼しく乾燥した場所とされています。
「吊るす」か「畳む」か?
特に場所を取るウェットスーツやドライスーツの保管には注意が必要です。 基本的には、太いハンガーを使用して吊るして保管することが推奨されます。細いハンガーや折り畳んでの保管は、生地に折り目がついたり、気泡がつぶれて保温力が低下したりする原因になります。
- 理想(教科書): 風通しの良い日陰で、専用ハンガーにかけて保管。
- 現実(ヘビーユーザー): 私の場合、頻繁に使用するシェルのドライスーツは、乾いたら車のトランクに入れて次のダイビングに備えることもあります。
ただし、これはあくまで「頻繁に使う(=出し入れする)」かつ「素材が劣化しにくいシェルドライ」の場合の特例です。一般的なネオプレン素材のスーツを高温になる車内に放置すると急速に劣化するため、基本的には自宅のクローゼットや倉庫で、ハンガーにかけて保管しましょう。
オーバーホールの頻度と出すタイミング
器材、特にレギュレーターやBCDは、専門業者による定期的な「オーバーホール(分解清掃)」が必須です。 メーカーや指導団体の基準では、**「年に1回」または「100ダイブごと」**の早い方が推奨されています。
オーバーホールは「快適さ」を買う投資
「まだ使えるし、お金もかかるから…」と先延ばしにしがちですが、オーバーホールには事故防止以上のメリットがあります。それは**「呼吸の快適さ」の回復です。 メンテナンスから戻ってきたレギュレーターを使うと、明らかに「息が吸いやすくなった」「排気ボタンがスムーズに押せる」**と体感できるはずです。呼吸抵抗が減れば、水中での疲れやエア消費も抑えられます。
私自身は現在、淡水でのダイビングが中心で塩害が少ないため、教科書通りの頻度では出していませんが、それでも定期的なメンテナンス後の性能回復には毎回感動します。 海(塩水)で潜ることが多い方は、内部腐食が進む前に、必ず年に1回のペースでプロに見てもらうことを強くおすすめします。

まとめ
ダイビングの持ち物選びやメンテナンスは、面倒な「作業」ではなく、安全と快適さを手に入れるための「準備」です。
自分に合った器材を揃え、季節に応じた対策をし、旅先でのちょっとした不便を解消するグッズを持つこと。これら一つひとつが、水中でリラックスして楽しむ余裕を生み出してくれます。 最初から完璧である必要はありません。レンタルでスタートし、少しずつ「自分のスタイル」に合ったものを買い足していくのも、ダイバーとしての成長の楽しみです。
ぜひ今回のリストやプロの裏技を参考にして、準備万端で海の世界へ飛び込んでください。素晴らしい水中体験があなたを待っています!
Last modified: 13 Jan 2026