家業の現場から
ホテルとキャンプ場を営む家族経営の会社で、採用・評価・現場の数字・仕組みづくりに向き合った記録です。何に困って、何を見て、どう決めたかを残します。
ホテルの現場のスタッフが、自分で業務の仕組みを作るようになりました。社内ツールの内製を止めずにセキュリティを守るために、経営側が決めたのは「作ってよい、使う前に一度見せて」だけ。そう決めた理由と、確認で実際に見つかったこと、指摘の返し方で気をつけていることを書きます。
だいぶ前に読んだ『イシューからはじめよ』を読み直しました。前は「なるほど」で終わった本が、会社の経営に深く関わるようになった今は、まったく違う効き方をしました。何が違ったのか、仕事で使えるように6つの段にまとめた手順と、実際に当てはめた2つの例を書きます。
ホテルの日別シフトが前日の夜まで出ない。シフト作成を効率化しようと原因をさかのぼると、問題はシフトを組む作業ではなく、その手前で団体の予定がそろう遅さでした。働き方のルールと仕組みの二本立てで進めていること、作った仕組みを自分で説明できずにいったん止めた理由、画面づくりで学んだことを書きます。
旅館の調理場の食品ロス削減に、2年分の廃棄の記録を並べて向き合っています。目標をゼロではなく「小さく抑える」にした理由、献立は回しているのに封を切らない食材が捨てられる仕組み、月を決めていたのは「たまの大きな1件」だったこと、道具が続かなかった経験から次に変えたいことを書きました。
旅館の人手不足で、現場の責任者から「人が足りず目標に手が回らない」と相談を受けました。人が足りる日は来ない前提に立ち、やめる→減らす・まとめる→道具の順番、3か月の試験停止、拾った声を必ず返すことを決めた経緯と、始めて2か月の今を書いています。
施設ごとの損益を、役員報酬など現場で動かせない費用を外した「現場の利益」にして、現場の責任者に見せ始めました。見せると決めた理由、見せる範囲の区切り方、キックオフでの説明、始めて1か月で見えたことを書いています。
雨予報の日のキャンセルに悩んで、キャンプ場で「雨の日応援セット」を始めました。値引きではなく「濡れたまま・汚れたまま返却OK」を前に出した理由と、調べ切る前に小さく始めた理由、始めてみてどうだったかを書いています。